GitHubオープンソース週報 2026-02-25:Skillsエコシステムが本格化、組み込みAI台頭、OpenClaw後継が予測市場を席巻
データ期間:2026-02-18 〜 2026-02-25(ローリング7日間) データソース:GitHub Trending weekly + monthly、GitHub Search API、HN Algolia
TL;DR:今週最大の驚きは、New Repos(新着リポジトリ)ランキングがOpenClawエコシステム派生の予測市場ツールで埋め尽くされたことです。ただしセキュリティリスクが確認されています(詳細は後述)。スター増加数トップのx1xhlol/system-promptsは、AIツールの内部プロンプトへの開発者の根強い関心を改めて示しました。注目すべき持続シグナルはobra/superpowersで、月次トレンドにも継続登場しながら1週間で約7,000スターを獲得。Skillsエコシステムが個人の遊び場からフレームワーク・ツール化へと正式に移行した節目を示しています。
📈 Fastest Growing — 今週スター増加数 Top 10
データソース:
github.com/trending?since=weekly🔁 = 月次トレンドにも同時登場(持続的な人気シグナル)
| # | リポジトリ | +スター/週 | 総スター数 | 言語 | 作成 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | x1xhlol/system-prompts-and-models-of-ai-tools | +7,784 | 123,703 | — | 2025-03 |
| 2 🔁 | obra/superpowers | +6,964 | 61,201 | Shell | 2025-10 |
| 3 | alibaba/zvec | +3,460 | 7,839 | C++ | 2025-12 |
| 4 | huggingface/skills | +3,381 | 6,117 | Python | 2025-11 |
| 5 | anthropics/claude-code | +2,414 | 70,004 | Shell | 2025-02 |
| 6 | google-research/timesfm | +1,903 | 9,725 | Python | 2024-04 |
| 7 | Stremio/stremio-web | +1,087 | 10,104 | JavaScript | 2018-06 |
| 8 | muratcankoylan/Agent-Skills-for-Context-Engineering | +1,072 | 10,418 | Python | 2025-12 |
| 9 | cloudflare/agents | +940 | 4,215 | TypeScript | 2025-01 |
| 10 | SynkraAI/aios-core | +707 | 1,805 | JavaScript | 2025-12 |
🆕 Top New Repos — 今週誕生した注目リポジトリ Top 10
データソース:GitHub Search API(
created:2026-02-18..2026-02-25、総スター数順) ⚠️ = スター/フォーク比が異常(スター水増しまたはマルウェアリスクの可能性あり)
| # | リポジトリ | 総スター数 | 言語 | 作成日 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | cloudflare/vinext | 2,172 | TypeScript | 2026-02-24 |
| 2 | Leonxlnx/taste-skill | 1,524 | — | 2026-02-19 |
| 3 | ShinMegamiBoson/OpenPlanter | 1,310 | Python | 2026-02-20 |
| 4 | anthropics/financial-services-plugins | 905 | Python | 2026-02-23 |
| 5 | RightNow-AI/picolm | 882 | C | 2026-02-19 |
| 6 | olvvier/apple-silicon-accelerometer | 797 | Python | 2026-02-19 |
| 7 | Polymarket/polymarket-cli | 770 | Rust | 2026-02-24 |
| 8 | Panniantong/Agent-Reach | 731 | Python | 2026-02-24 |
| 9 ⚠️ | Kirubel125/Kalshi-Claw | 690 | TypeScript | 2026-02-22 |
| 10 ⚠️ | CraftyGeezer/Kalshi-Polymarket-Ai-bot | 680 | Python | 2026-02-21 |
今週のスポットライト — Fastest Growing Top 10
📈 #1 — x1xhlol/system-prompts-and-models-of-ai-tools|AIツール システムプロンプト完全コレクション
FULL Augment Code, Claude Code, Cluely, Cursor, Devin AI, Lovable, Manus, Perplexity, Replit, Windsurf, v0... System Prompts, Internal Tools & AI Models
今週 +7,784 ★|総 ★123,703|GPL-3.0
シンプルな発想のリポジトリです。Cursor、Claude Code、Windsurf、Devin、v0などの主要AIコーディングツールのシステムプロンプトを収集し、「ブラックボックス」の中身を誰でも確認できるようにしています。1週間で約8,000スターを獲得。HNには関連スレッドがありましたが点数は控えめで、注目すべきは6万を超えるフォーク数。ユーザーが自ら取得して研究している意欲の高さを示しています。
開発者にとっての価値:トップAIツールがcontextウィンドウをどう設計し、モデルの振る舞いをどう制限しているかを直接学べます。自分のAIアプリケーションのsystem prompt設計に即座に活かせるリファレンスです。
📈 #2 🔁 — obra/superpowers|Skillsエラの先駆者
An agentic skills framework & software development methodology that works.
今週 +6,964 ★|総 ★61,201|Shell|MIT
obraはJesse Vincentです。Keyboardioの共同創業者、Best Practical(Request Tracker)の創業者、元Perl言語のpumpking(メンテナー)として知られるエンジニアです。2025年10月、彼はClaude Code向けのコンポーザブルな「skills」フレームワーク「superpowers」をリリースしました。
Skillsのコンセプトは明快です。開発フローをMarkdown形式の指示ファイル(TDD手順、デバッグプロトコル、subagent委譲パターンなど)に分割し、AIがタスクを受けたときにまず要件を確認してスペックを生成、その後subagentsを並列起動して実行させます。
今週+6,964スター、かつ月次トレンドにも継続登場(🔁)。今週唯一の月次常連です。2ヶ月間の持続的な成長は、一過性のバズではなく実際の本番環境での使用が広がっている証拠です。
📈 #3 — alibaba/zvec|ベクターデータベースのSQLite
A lightweight, lightning-fast, in-process vector database
今週 +3,460 ★|総 ★7,839|C++|Apache-2.0
アリババがオープンソース化した組み込み型ベクターデータベースです。独立したサーバーやDockerなしに、アプリケーションのプロセス内に直接組み込んで動作します。HN 225点のディスカッションは今週最も技術的に白熱したコミュニティ議論でした。
技術的なハイライト:
- アリババの本番環境で実績のある内部ベクター検索エンジン「Proxima」を基盤に採用
- VectorDBBenchで>8,000 QPS、OpenSearchの5倍、Milvusの19倍と自称
- 密(dense)+疎(sparse)ハイブリッド検索、マルチベクター検索をサポート
- PythonおよびNode.jsをサポート
HNコミュニティでの主な論点は2つです。第1に、自己申告のベンチマーク数値の信頼性問題(第三者による独立検証なし)。あるテスターはクラウドオブジェクトストレージ(blobfuse2)に切り替えるとレイテンシが0.8msから100ms以上に跳ね上がることを確認しており、クラウドネイティブな用途には大きな制約があります。第2に、DuckDBベクター拡張、pgvector、FAISSとの比較がないという点で、アリババ側もこのギャップを認めています。
コミュニティの結論:ローカルRAGやエッジデプロイにおける組み込みベクターライブラリとしては非常に優秀。分散クラウドアーキテクチャには向かない。「ベクターDBのSQLite」というポジショニングは的確です。
📈 #4 — huggingface/skills|HuggingFace公式Skillsリポジトリ
(公式説明なし。動作から推測:AIコーディングエージェント向けスキルライブラリ)
今週 +3,381 ★|総 ★6,117|Python|Apache-2.0
HuggingFaceの公式skillsリポジトリが今週+3,381スター。obra/superpowersやmuratcankoylan/Agent-Skillsと同時にチャートインしたことで、明確なシグナルが浮かび上がります。Skillsエコシステムが今週、個人実験からプラットフォームサポートへと正式に移行しました。
注目すべき文脈:HNの記録では1月19日の時点ですでに「NPM/uv for Claude Code」のShow HNが投稿されており、コミュニティがnpm的な中央リポジトリとインストール機構を求めていたことがわかります。HuggingFaceの参入は、機械学習界最大のプラットフォームがそのインフラ整備に乗り出したことを意味します。
📈 #5 — anthropics/claude-code|週次ベースラインで+2,414スター
Claude Code is an agentic coding tool that lives in your terminal...
今週 +2,414 ★|総 ★70,004|Shell
Claude Codeの公式リポジトリがリリース1周年前後(作成日:2025-02-22)に7万スターを突破しました。今週の話題の中心は新機能ではなく、HN 39点のスレッドでした。Claude CodeのGitHubが60日後に自動的にissueをクローズする仕様について、「合理的なissueトリアージ戦略だ」という意見と「バグ追跡が信頼できなくなる」という懸念が対立しました。
オープン状態のissueが6,740件あることは、このツールの市場規模と実際の使用深度を反映しています。
📈 #6 — google-research/timesfm|研究モデルがGoogle Sheetsに入り、オフィスツールへ
TimesFM (Time Series Foundation Model) — a pretrained time-series foundation model for zero-shot forecasting.
今週 +1,903 ★|総 ★9,725|Python|Apache-2.0
TimesFM自体は新しくありませんが、今週急増した理由は明快です。2月16日、GoogleがTimesFMをConnected Sheets(Google Workspace)に統合すると発表しました。ビジネスユーザーがSQLやPythonを書かず、モデルをトレーニングすることなく、Google Sheets上で時系列予測を実行できるようになります。
この統合により、従来はMLエンジニアにしか使えなかった研究モデルが、財務アナリスト、サプライチェーンプランナー、ビジネスアナリストに一夜にして開放されました。研究モデルの商業化の模範例です。
📈 #7 — Stremio/stremio-web|2018年のストリーミングクライアントが突然急上昇
Stremio - Freedom to Stream
今週 +1,087 ★|総 ★10,104|JavaScript|GPL-2.0
今週のチャートの中で最も説明が難しいエントリです。Stremioは2018年に作られたオープンソースのメディアストリーミングクライアント。今週突然+1,087スターを獲得しましたが、GitHubやHNのデータからは明確な驱動イベントを特定できませんでした。コミュニティ(Reddit?Telegramチャンネル?)での集中的な話題提起、または特定の機能アップデートがTorrent生態系のユーザーを引き付けた可能性が考えられます(StremioはTorrentを含む外部アドオンをサポート)。理由をご存知の方は教えてください。
📈 #8 — muratcankoylan/Agent-Skills-for-Context-Engineering|Context Engineeringのスキルライブラリ
A comprehensive collection of Agent Skills for context engineering, multi-agent architectures, and production agent systems.
今週 +1,072 ★|総 ★10,418|Python|MIT
obra/superpowersとhuggingface/skillsと合わせて、今週のSkills三角形を形成します。このリポジトリが焦点を当てるのは「Context Engineering」。AIエージェントのcontextをどう設計・管理するかという概念で、multi-agentの役割分担、本番環境でのcontext圧縮戦略、デバッグ手法などを網羅しています。
複雑なAIエージェントシステムを構築していて、context管理がボトルネックになっていると感じているなら、今週最も読む価値のある技術リファレンスです。
📈 #9 — cloudflare/agents|CloudflareのWorkersでステートフルAIエージェントをデプロイ
Build and deploy AI Agents on Cloudflare
今週 +940 ★|総 ★4,215|TypeScript|MIT
Cloudflareの公式AIエージェントフレームワーク。Workersプラットフォーム上でステートフルなAIエージェントを構築・デプロイでき、Durable Objectsが状態管理を担います。今週cloudflare/vinext(下記New Repos参照)も同時にチャートインしており、2つを合わせて見ると、Cloudflareがエッジ向けAIアプリケーションの完全なスタックを構築中であることがわかります。agentsがロジック層を担い、vinextがNext.js互換のUI層を担うという構図です。
📈 #10 — SynkraAI/aios-core|AIがオーケストレーションするフルスタック開発フレームワーク
Synkra AIOS: AI-Orchestrated System for Full Stack Development - Core Framework v4.0
今週 +707 ★|総 ★1,805|JavaScript
AIエージェントを中核コーディネーターとするフルスタック開発フレームワーク。LLMのトークン消費を40〜70%削減できると主張しています。GitHubのホームページはallfluence/aios-coreにリンクしており、HNでは第三者による検証が確認できませんでした。今週チャートインしましたが、独立した実証的なベンチマークが不足しています。トークン節約の主張については、実際に使用する前にご自身でテストすることをお勧めします。
今週のスポットライト — Top New Repos Top 10
🆕 #1 — cloudflare/vinext|AIが書いたNext.js代替、開発コスト$1,100・開発期間1週間
Vite plugin that reimplements the Next.js API surface — deploy anywhere
総 ★2,172|TypeScript|MIT|作成日:2026-02-24
背景:Next.jsのビルド出力はVercelのインフラに強く依存しています。コミュニティの代替解決策であるOpenNextはnext buildの出力を適合させるアプローチを取りますが、Next.jsの内部実装に依存しているため、アップデートのたびに壊れるリスクがあります。
vinextのアプローチは異なります。Next.jsの安定した公開API(App Router、Pages Router、middleware、server actions、streaming、ISR)をVercelの内部実装に依存せずVite上で直接再実装します。技術的な主張:94% APIカバレッジ、4.4倍の高速ビルド、57%小さいバンドルサイズ。
最も興味深い事実:Cloudflareのエンジニアが7日間で800以上のAI(Claude)コーディングセッションを指揮し、API費用の合計は約$1,100ドルで、ほぼすべてのコードをAIが書きました。Cloudflare公式ブログに詳細があります。このプロジェクト自体がAIコーディングの現実的な事例研究です。
現在もexperimentalステータス。HNのスレッドでは「Next.jsのAPI surfaceを再実装する価値があるのか」という疑問も上がっています。一方、米国政府のCIO.govサイトはすでに本番環境で採用済みです。
🆕 #2 — Leonxlnx/taste-skill|AIが生成する「いかにもAI風」UIを止める
Taste-Skill (High-Agency Frontend) — gives your AI good taste. Stops the AI from generating boring, generic, "slop"
総 ★1,524|Skillsフレームワーク|作成日:2026-02-19
単一のSKILL.mdファイルのリポジトリです。Claude Codeにインストールすると、フロントエンドUI生成時に以下を禁止するようAIに指示します:AI紫・青系のカラーパレット、「Elevate/Seamless/Unleash」のような陳腐なコピー、「Acme/Nexus/SmartFlow」のような汎用ブランド名、そして純粋な黒#000000。代わりに高コントラストなニュートラル基調(Zinc/Slate)の使用を強制します。
一言で言えば:vibe-codingスロップへの対抗ツール。1週間で1,524スターを獲得したことは、AIフロントエンド開発者の多くが同じ悩みを持っていることを示しています。
🆕 #3 — ShinMegamiBoson/OpenPlanter|オープンソース版Palantir
総 ★1,310|Python|MIT|作成日:2026-02-20
OpenPlanterは再帰的なLLM調査エージェントで、ターミナルUIを備えています。企業登記情報、選挙資金記録、ロビー活動開示文書、政府契約を横断的に取り込み、データセット間でエンティティを解決し、証拠に基づく分析で非自明な関連性を浮かび上がらせます。デフォルトの最大再帰深度は4層で、subagentsが並列実行します。
作者@shinbosonの言葉:「政府があなたを監視しているのとほぼ同様に、あなたが政府を監視できるようにするため。」MarkTechPostに詳しい解説があります。
🆕 #4 — anthropics/financial-services-plugins|Anthropic公式金融サービスプラグイン
総 ★905|Python|Apache-2.0|作成日:2026-02-23
Anthropicが2月24日に正式リリースした10個の金融サービスプラグイン。対象はClaude Cowork(Claude Codeとは異なるエンタープライズエージェントプラットフォーム)です。カバレッジは投資銀行、株式リサーチ、プライベートエクイティ、ウェルスマネジメントなど。DCFモデル、LBO、コンパラブル分析、CIM草案、決算アップデート、イニシエーティングカバレッジレポートなど。
統合データプロバイダー:Daloopa、Morningstar、S&P Global、FactSet、PitchBook、Bloomberg他。プラグインはMarkdownファイルの形式で、フォークして自由にカスタマイズできます。一般的なナレッジワーカー向けにはknowledge-work-pluginsも同時公開。
🆕 #5 — RightNow-AI/picolm|10ドルのボードで10億パラメーターLLMを動かす
Run a 1-billion parameter LLM on a $10 board with 256MB RAM
総 ★882|C|MIT|作成日:2026-02-19
このリポジトリの核心は約2,500行のC11コードで、依存関係ゼロ、単一バイナリ約80KB。対象ハードウェアはSipeed LicheeRV Nano($10 RISC-Vボード、256MB RAM)とRaspberry Piシリーズです。
主要スペック:ランタイムRAM消費約45MB(FP16 KVキャッシュ約40MB含む)、モデルのディスク容量638MB(メモリマップ方式で1層ずつストリーミングし、256MB環境での動作を実現)、TinyLlama 1.1BとGGUF形式のLLaMAアーキテクチャモデルをサポート。Pi 4で約8〜10トークン/秒。
openclaw/picoclaw(stdin/stdoutを通じてpicolmをサブプロセスとして制御するGoのオーケストレーター)と組み合わせると、完全オフラインのAIエージェントを構成できます。クラウド不要、APIキー不要、月額費用不要。プライバシー重視のシナリオやネットワーク環境のないエッジデプロイに最適です。
🆕 #6 — olvvier/apple-silicon-accelerometer|MacBookには誰も知らない加速度計が隠れていた
reading the undocumented mems accelerometer + gyroscope on apple silicon macbooks via iokit hid
総 ★797|Python|MIT|作成日:2026-02-19
すべてのApple Silicon MacBook(M1からM5まで)に未公開のMEMS加速度計とジャイロスコープが内蔵されていることを明らかにしたリポジトリです。IOKit HIDのAppleSPUHIDDevice(ベンダーusage page 0xFF00)経由でアクセスでき、サンプリングレートは最大800Hz。Appleは公開APIを一切提供していません。
HN 152点のスレッドのハイライト:コミュニティはAppleが2005〜2012年に搭載していた「Sudden Motion Sensor」(HDDの保護用)との関連性を指摘し、現在のハードウェアはAppleの「Vehicle Motion Cues」アクセシビリティ機能(乗り物酔い軽減)のためと推察。手首をトラックパッドに乗せると心拍を検出できるという実験結果も報告されました(バリストカルジオグラフィ:心臓の拍動による機械的振動が腕を通して筐体に伝わる現象)。プライバシーへの懸念より、技術的な探求として楽しむ雰囲気が全体的に漂っていました。
🆕 #7 — Polymarket/polymarket-cli|公式Polymarket CLI(Rust)
総 ★770|Rust|作成日:2026-02-24
Polymarket公式のコマンドラインツール。Rustで記述されており、詳細な説明はありません。今週大量に登場したKalshi/Polymarket関連ツールの中で、公式アカウントから発信されている唯一のリポジトリです。Polymarket自身がCLIエコシステムを積極的に整備しようとしていることを示しています。
🆕 #8 — Panniantong/Agent-Reach|機能は要確認
総 ★731|Python|MIT|作成日:2026-02-24
公式説明なし、HNのマッチング結果も無関係なものでした。現時点では機能の特定が困難なため、リポジトリを直接確認することをお勧めします。
🆕 #9–10 — Kalshi-Claw、Kalshi-Polymarket-Ai-bot|セキュリティ警告
⚠️ セキュリティ警告:この2つのリポジトリはスター/フォーク比が高度に異常です(Kalshi-Claw:690スターに対してフォーク数わずか8、Kalshi-Polymarket-Ai-bot:680スターに対してフォーク数4)。スター水増しが強く疑われます。同様のリポジトリの一部はPermisoセキュリティ社によって悪意あるコード(リモートコード実行、認証情報窃取)を含むと記録されています。KalshiまたはPolymarket関連のAI取引リポジトリを検討している場合は、必ず完全なコードレビューを実施してください。素性不明の取引エージェントを直接実行することは避けてください。
月次トレンドとの比較
今週の月次トレンド常連:obra/superpowers(🔁)
obra/superpowersは1月中旬から月次トレンドに登場し続けています。これは特定のメディア報道やバイラルな投稿による一時的な盛り上がりではなく、毎週新規ユーザーが発見して使い始めているという持続的な口コミ成長を意味します。Jesse Vincentのエンジニアとしての背景(Perl、Keyboardio)を踏まえると、これはAIコーディングの方法論を体系化した実践者の成果であり、炒作の産物ではないと言えます。
今週のトレンド考察
Skillsエコシステムが個人ツールからプラットフォーム標準へ
今週同時チャートインした4つのリポジトリ(obra/superpowers、huggingface/skills、muratcankoylan/Agent-Skills-for-Context-Engineering、Leonxlnx/taste-skill)は偶然の一致ではありません。AIコーディングにおける「プロンプトエンジニアリング」が「スキルエンジニアリング」へと変化しつつある転換点を示しています。プラットフォーム(HuggingFace)が公式リポジトリを提供し始め、個人開発者がドメイン特化のスキル(フロントエンド美学、context管理)をパッケージングし始めました。次に注目すべき問いは。「Skillsのnpm」を誰が作るか?
組み込みAIインフラが静かに形成されつつある
alibaba/zvec(アプリプロセスに組み込むベクターDB)とRightNow-AI/picolm($10ボード上のLLM)は技術的な方向性は全く異なりますが、共通のシグナルを発信しています。AIインフラが「クラウドサービス」から「アプリケーション組み込み」へと移行しつつある。zvecのSQLite比喩は正確です。SQLiteと同様に、真の競争優位はゼロ運用、ゼロレイテンシ、ゼロコストにあり、ベンチマーク数値ではありません。プライバシー重視やオフライン用途のアプリを開発している開発者にとって、このトレンドは特に重要です。
OpenClaw後継:エコシステムの勢いが新たなセキュリティリスクを生む
OpenClaw(元Clawdbot、1週間で100kスター、Anthropicから商標クレームを受けて改名)派生のskillsエコシステムが今週のNew Reposに大量の足跡を残しました。特に予測市場ツール群です。これは両面を持つ現象です。Skillsフレームワークがコミュニティの創造性を解放していることは間違いありませんが、一方でPermisoのセキュリティ調査は悪意あるリポジトリの混入を記録しており、認証情報窃取やリモートコード実行が含まれています。素性不明のAI取引botリポジトリを実行する前に、必ず完全なコードレビューを行ってください。
The Shareuhack Brief を購読する
この記事を気に入っていただけたなら、同様の実証ノートや構造的な考察を毎週お届けします。
高価値なコンテンツのみを共有。プロモーションはありません。いつでも解除可能。